明けましておめでとう
今年もヨロシクおねがいです(−−)>
昨年末、部屋の掃除をしていたら
誤ってCDを踏み潰してしまい、中身のディスクが真っ二つに。
CDってこんなに見事に割れるのか!とへんに感心してしまった。
ラヴェルの室内楽曲集だったのだが(謎のマイナーレーベル)、
これを期にいくつか違う盤を購入してみる。

フィリップスから出てるオムニバスっぽい室内楽集。
まず、イタリア四重奏団の四重奏。
テンポがフレーズごとに自由に伸び縮みするのだが、4人のアンサンブルの求心力がすごく
リズムの乱れもなく立派。また、場面場面の音色の変化も抜群にうまい。うまいのだが、、
立派ずぎてオラにはそれが邪魔に感じてしまった。ベートーヴェンやバルトークならこれで
よさそうなんだけど、ラヴェルは、、。以前聴いたアルバン・ベルク四重奏団もそうだったが、
あれも豊かでグラマラスな演奏で、まるでクリムトの絵のような印象のラヴェルだった。
割れてしまった無名のそんなにうまくない四重奏団のほうが薄味な分、オラには合ってた気がする。
難しいものだ。
次、バイオリンソナタ。
自分、バイオリンソナタって聴くの苦手で、モーツァルトやベートーヴェンとか超有名曲でも
すぐ眠くなってしまうのだが、このラヴェルは別。
もしかしたら、ラヴェルのオケの曲を含めて一番好きな作品かもしれない。
演奏はグリュミオー、名前は知ってるけどこの人のバイオリンは始めて聴く。
この演奏は非常に気に入った。とくに一楽章。
最近のバイオリニストにはない、個人の色を持ったなんともいえない存在感が
この一楽章の孤独なカンタービレにぴったり当てはまったかんじだ。
それにしても、この曲はなんて美しくてせつない曲なんだろう。。
再現部の、何か救いを求めるようなコラール風バイオリンが声高になり、
ピアノが冷静さを保とうとするかのように、複調的に気取ってみたり茶化したりするのだが
その両者のせめぎ合いが、ラヴェル本人をみているようで苦しい。
人前では洒落てお茶目で、クールだったが本心を見せないラヴェル。
ピアノが人前でみせる普段のラヴェル、バイオリンが心の叫びのようで。
にくいなあ、ホロリときちまったぜ。
40年前の録音だが、フィリップスらしい奥深い味わいのある音で良好。
★★★☆☆(バイオリンソナタだけは満点あげちゃう)

パスカルロジェのピアノその他の演奏。
1997年度の何とか賞をとった偉いCDらしいが、
さっきのグリュミオーの演奏を聴いてしまったら、どの曲もなんとも小綺麗なだけの演奏に
きこえてしまた。残念。
眠いし、ほか省略。
★★☆☆☆