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2009/10/01 (Thu) 村上春樹2点
2009/09/08 (Tue) MIST
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最近クラシックのCD屋に行くと、どの店でもあるのが盲目のピアニスト、辻井伸行と
村上春樹の1Q84でブレイク?したヤナーチェクの特設コーナー。
売れないCD業界の中でも特に売れないクラシック売り場の必死さを感じて
なんだか少し切なくなってしまう。

それにしても、この辻井氏への熱狂ぶりとか報道っぷりは感心しないなあ。
前からそうだったけど、身障者の人達の演奏や作品を過剰評価して
一時だけチヤホヤさせといて、忘れたらハイそれまで。後のフォローなし。
そういうケースがクラシックを含め音楽の世界に多すぎるんだよな。

第一、純粋に演奏や作品じゃなく、それ以外で騒ぐってのは、本人に対して失礼だよ。
話題と金欲しさのマスコミとそれに乗っかる安い同情心の聴衆が
こういう人たちを逆に潰してしまう可能性があることをよく考えてほしい。
大江健三郎の息子とか(名前忘れた)どうなったんだろう。
フジ子・ヘミングとか(この人はピアノへったくそだけど、暗くひきずる演奏で個人的に好きだった)。

辻井伸行の演奏はショパンかベートーヴェンのソナタをTVでちらっと聴いたけど、
テクニックはあるしうまいと思ったが、まだ作品解釈が普通すぎ、健康的すぎて
あまり楽しめなかった。たぶん、周りの人に大事に育てられたんだろうな。
同年代のショパンコンクール覇者、ブレハッチの方が何か心に闇を抱えているような弾き方
だったのとは対象的に、、、あ、こんな書き方をすると誤解されるからやめよう。
報道や売り方に憤りを感じただけで、本人を責めてるわけじゃないし、
身障者の方がもし見て気を悪くしたら、ごめんなさい。
コンクールなんてまだプロの入り口みたいなもんだし、
まだまだ若いんだし、静かに応援していこうと思う。


なんだかずれちゃったけど、村上春樹の1Q84と彼の新訳でのサリンジャー。

まず、サリンジャーの方だけど
子供の頃に読んだ印象とずいぶん違う気がした。
村上氏の新訳で違うのか、自分が大人になったからなのか?
よくわからんけど、変わらないのは主人公の社会や人に対する発言のインパクト。
すごーく思春期の思考なんだけど、周りの人物への観察眼がするどく世の中の本質を突いてて痛快だ。
大人の考えだした、大人が欲する嘘っぽい「子供」キャラがアニメや小説で溢れているけど、
まるで主人公が自身で本を出したんじゃないか?ってくらいなリアルさなんだよね。
しかも随分古い本なはずなのに、今もそこらへんに何人もいそうなホールデン君だ。
これがフォーエヴァーってことなのか!?

あとタイトルが英文のままにしたのはいい判断だとおもう。
「ライ麦畑でキャッチする人」だと、本の題名じゃないし、
旧訳の「ライ麦畑でつかまえて〜」だと、どっかの乙女さんが「私の王子さまを待ってるぅー」
みたいなイヤーンな本なのかと誤解しそうだし。


だらだら書いてたら眠くなってきた。1Q84は今度にしよう。



★★★★☆ (The Catcher in the Ryeの)




テーマ:クラシック - ジャンル:音楽


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